昭和42年、明治百年事業の一環として神宮球場の増改築が行われた。
神宮球場は昭和20年5月25日の大空襲により大きな被害を受けた。 終戦後は米軍接収中、また接収解除後何回か修理はなされたが、抜本的な補修をするまでに至らず、関係者の悩みの種だった。
この年の増改築は、1億8千万円を投じ、主にスタンド部分について行われたが、これで戦災による破損は大方修復された。
ただ、これにともない両翼が9メートルも狭くなったため、ホームランの数が急増するという結果が出た。 もっともこの両翼をせばめた点については、プロ野球の神宮進出(学生野球、とくに東京六大学野球優先の原則は変わっていないが)にともない、昭和40年に外野フェンス前にラッキーゾーンが設けられたため、既にその年1シーズン25本という本塁打の連盟新記録が生まれている。
下記、フォームにご購読希望のメールアドレスを入力して送信ボタンを押してください。
入部を希望する方へ(アナリスト)
入部を希望する方へ(指定校推薦入試)