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スケジュール

第12回陸前高田野球教室

開催日時:2025年8月11日~2025年8月11日

8月11日(月)、岩手県陸前高田市にて野球教室を行いました。

レポート (2025年8月15日公開)

2012年5月、岩手県陸前高田市と立教大学は連携及び交流に関する協定を締結しました。この協定に基づき、立教大学はさまざまな復興支援活動に取り組んでいます。具体的な取り組みの一つにスポーツ交流プログラムがあり、2012年より小・中学生を対象とした「野球教室」を開催しています。

 

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8月11日(月)、高田松原運動公園第一野球場(楽天イーグルス奇跡の一本松球場)にて、市内の中学生を対象とした野球教室を行いました。陸前高田市での野球教室は今年で12回目を迎え、今年度は弊部の部員33名(うち東北出身者4名)が参加し、高田第一中学校、高田東中学校、大船渡第一中学校、大船渡東朋中学校の約100名の中学生と共に汗を流しました。

 

 

 

【左/司会進行を行う平井(4年)、右/開会式の様子】

 

野球教室は、岩手県盛岡市出身の平井太耀(4年・投手・盛岡一)の司会により進められました!

 

各チームでアップを行った後、キャッチボールとティーバッティングに分かれて基礎練習に取り組みました。

スタンダードなキャッチボールを行なった後、少し距離を伸ばしてみたり、ポジションごとに分かれてボール回しを行うなど、時間を精一杯使って工夫した練習をする様子が見られました。

 

 

【左/キャッチボールを行う堀川(3年)、右/トスをあげる下川邊(3年)

 

基礎練習の後は、ノックによる守備練習とロングティーバッティング、ピッチングの3箇所に分かれて、応用練習を行いました。

ロングティーバッティングでは、大学生によるバッティングデモンストレーションを行い、ホームランが出た際には大きな歓声が上がりました。

サブグラウンドで行った守備練習では、内野と外野に分かれ大学生が中学生に混ざってノックを受けました。各ポジションごとにノックを受けた後、中学生と大学生がコンビを組んで併殺プレーの練習を行うなど、明るい声が響き渡っていました。

ピッチング練習では、中学生がたくさん質問をしてくださり、時間が足りなくなるほど熱心に取り組んでいました。

 

 

【左/中学生とノックを受ける南純(4年)、右/ピッチングについて指導する小畠(4年)

 

練習後は、大学生によるシートノックを行いました。

リーグ戦さながらからのシートノックに、中学生が目を輝かせながら釘付けになっている様子が印象的でした。

 

2時間程度という短い時間でしたが、今年は例年とは違い大船渡市の中学校の皆さまにもご参加いただき、約100名というたくさんの中学生と野球を楽しむことができる貴重な機会となりました。

中学生が真剣な眼差しで質問し、ひたむきに野球に取り組む姿に、大学生も大いに刺激を受けました。

本年度も、キャンプ地として陸前高田市に訪れ、地域の皆さまと共に野球教室を開催できたことを心から嬉しく思います。

立教大学野球部を温かく迎え入れてくださった地元の方々、またイベントの実現に向けてご尽力いただいた全ての皆さまに、心より感謝申し上げます。

 

最後に、野球教室に参加してくださった高田第一中学校、高田東中学校、大船渡第一中学校、大船渡東朋中学校の皆さん、本当にありがとうございました!

 

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○参加した部員の感想

・平井太耀

 今年で12回目を迎えた「野球教室in陸前高田」でしたが、2月に大船渡市で大規模林野火災が発生したことを受け、大船渡市からも64名の中学生に参加していただきました。
私自身も岩手県出身で、小学生の頃に県大会でプレーした思い出の球場が林野火災の被害にあったことを知り、胸を痛めていました。そして「何かできることはないか」と考えていたので、こうした形で野球教室が開催できたことを本当に嬉しく思います。
今年の野球教室でも子どもたちが真剣に、はつらつとプレーする姿を見ることができました。これから先もこの野球教室が充実した時間となり、一人でも多く東京六大学野球、立教大学野球部に憧れを持ってもらえる機会になることを願っています。
 

斎藤蓉(3年・投手・仙台育英)

 陸前高田の野球教室は、東日本大震災の後から続く活動であり、私も「少しでも子どもたちのためになる時間にしたい」という思いで参加しました。近年、環境の変化などにより野球人口は減少傾向にあります。だからこそ、今回参加してくれた子どもたちには、野球の楽しさや魅力をしっかりと感じてもらいたいと思いながら指導しました。
活動の中で学んだのは、「伝えたつもり」ではなく「きちんと伝わったか」が大切だということです。子どもたちの反応や笑顔から、その手応えを感じる瞬間があり、私自身にとっても大きな学びとなりました。この野球教室で過ごした時間は、非常に充実し、忘れられない貴重な経験となりました。
 

原野泰成(2年・内野手・國學院栃木)

 中学生の子たちが楽しそうに笑顔で野球をやっている姿を見て自分たちも楽しくみんなと交流することが出来ました。これから先野球を続けていくにあたり苦しいことなどもたくさんあると思いますが、今の気持ちを忘れずに続けていってほしいと思いました。陸前高田や大船渡の方々にキャンプでお世話になったので、自分自身も結果で恩返しができるように頑張っていきたいと思います。

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