昭和41年春のシーズンを最期に、野球部は埼玉県新座市北野に移ることになった。 大学の財政上の問題から、東長崎のグラウンドを東京都に売却することになったためである。
新グラウンドは6月に完成、同28日、その落成感謝式が行われた。
新球場はセンター120m、左右両翼100mと、広さ・向き共に神宮球場を模して造られた。
また、野球部合宿所『智徳寮』も当然の事ながら、この新球場建設にともない新座市へ移されたが、これを機に鉄筋3階建(50人収容)の立派なものになり、付設して雨天ピッチング練習場も完成した。
これで昭和4年以来、幾多の名選手を生んだ想い出の東長崎球場にサヨナラすることになったが、野球部はまた、これを境に新しき歴史を築いていくことになった。
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