大正15年秋、収容人員2万9千人の本格的球場として建造された明治神宮野球場は、昭和6年春大改造を施し、6万人を収容する大スタンドとなった。
貴賓席屋上には6個のラウンド・スピーカーが取り付けられ、ライン・アップやピンチヒッターなどはこれによって放送されることになった。
スタンドは内外野共に上部に拡張され、外野スタンドの中央上部にはスコアボードが取り付けられ、得点板は15回まで、それに安打、野選、失策などを表示する装置が付けられた。
この増築工事は5月8日に完成、同9日午前8時から修祓式が行われた。
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