戦評
9-2 (立教 優勝)
立大の先発投手手塚(2年)は初回、相手打者に連打を浴び1点を先制されてしまう。
追いつきたい立大はその裏、一死から二番熊谷(4年)が右前安打で出塁すると、三番飯迫(3年)が左前安打、次打者も四球を選び一死満塁の好機を作る。この場面で五番山根(4年)が左前適時打を放ち、2者が生還。2-1と逆転に成功する。なおも一死一、二塁から六番大東(4年)が左越3ラン本塁打を放つなど、この回一挙に5点を追加。5-1と相手を突き放す。
しかし3回、相手打者に連打を浴びるなど1点を献上し、5-2とされてしまう。
逃げ切りたい立大は6回、四球と六番大東の中前安打で二死一、三塁の好機を作ると、七番高取(4年)が中前適時打を放ち、6-2とする。更に7回に2点、8回にも1点を追加し、9-2と点差を広げる。
投げては5回から途中出場の中川(1年)が9回までの全てのイニングを相手打線を三人で抑える好投を見せ、9-2のまま試合終了。
対国際武道大学戦、投打が噛み合い、59年ぶり4回目となる全日本大学選手権大会優勝を成し遂げた。
(写真左・大東/写真右・中川)
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[勝]中川
[負]伊藤将