戦評
3-5(立教 1勝2敗2分)
立大は3回表、先制点を許してしまうも、その裏、一番長谷川(3年)が左前安打、二番熊谷(2年)が
右前安打を放ち、一死一、三塁の好機を作る。次打者が凡打に倒れたが、四番岡崎(3年)が右中間を破る適時二塁打を放ち、二者生還。逆転に成功する。4回にも二死二、三塁の場面で相手投手の暴投により、1点を加点し3‐1とする。
投げては安定した投球を見せていた先発投手小室(3年)だったが、6回、二死二塁の場面で打球を
レフトスタンドに運ばれ、3‐3の同点とされる。その後は7回から代わった斎藤隼(3年)が相手打線を押さえ込み、それ以上の追撃を許さず平行線のまま、延長戦へ突入。投手を援護したい立大打線だったが、10回から13回まで毎回、走者を二塁まで進めるも、決定打が出ず。
延長戦に入ってからも、得点を許さず踏ん張り続けてきた斎藤隼だったが、14回に先頭打者に安打と失策で二塁まで進まれると、次打者に一塁手の横を抜ける右線適時打を放たれ、勝ち越される。更に返球の間に二進した走者を犠打で三塁まで進められ、犠飛でダメ押しの1点を奪われてしまう。
追い詰められた立大は、先頭打者の五番松本(2年)と代打小林大(4年)が中前安打、八番前田雄
(4年)が四球を選び、一死満塁とする。しかし、後続が倒れ好機を活かせず、試合終了。
4時間を超える死闘の末、慶大に軍配が上がった。
先勝され、何とか五回戦まで持ち込んだ立大だったが、後一歩及ばず、対慶大戦の勝ち点を落とした。
(写真左・岡崎/写真右・小林大)
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[勝]福谷 2勝1敗
[負]斎藤隼 1勝1敗