戦評
１ー３（立教1勝2敗）
立大先発投手の田中誠（４年）は初回、四球で走者を出すと、長打を放たれ１点を献上。相手に先制を許してしまう。
追いつきたい立大は４回、六番中嶋（３年）の左中間へのソロ本塁打で１点を取り返し、１-１の同点に追いつく。
投げては、田中誠が相手の好調打線に苦しい場面を迎えながらも、気迫の投球で追加点を与えない。
しかし７回、田中誠は二死から連打を浴び、降板。中川（３年）が救援に回る。中川は満塁のピンチを迎えるも、しっかりと後続を打ち取り、この回を無得点に守り切る。
一方で、勝ち越したい立大だったが、相手投手の好投に阻まれ、反撃することができない。
迎えた９回、両校ともに得点板には０が並び、試合は延長戦へ突入する。
立大は１０回、二死から一番宮﨑仁（１年）が四球を選び、すかさず盗塁を決める。ここで二番江藤（４年）が申告敬遠を受け、二死一、二塁のチャンスとなるも、後続が続かず、この回も無得点に終わってしまう。
そして、迎えた１１回。これまで要所を締める投球を見せていた中川が、一死から連打を放たれる。さらには、申告敬遠と四球で押し出しの１点を献上。この場面で栗尾（２年）が救援に回るも、適時打を放たれ、１-３と勝ち越されてしまう。
そしてその裏、なんとか追いつきたい立大だったが、得点することができず、１-３のまま試合終了。
早稲田大学第三回戦、１１回延長の接戦の末、打線が奮わず敗北。今カードも勝ち点を落とす結果となった。
（写真左・中嶋／写真右・戦況を見つめるベンチの様子）
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［勝］今西 1勝
［負］中川 1勝2敗
