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レポート (2015年5月18日公開)

「ふらっと」は新座市にある障害者地域活動センターです。毎年春季リーグ戦の際に、立教大学ボランティアサークル「センブラル」と協力し、東京六大学野球観戦ツアーを行っています。このツアーは、立教大学野球部のグラウンドがある新座市で生活し、日頃から野球部を応援してくださっているふらっとの方々と触れ合うことで、地域と大学との交流を促すとともに、野球部活動の活性化を目的としています。

 

そして今年も、5月16日(土)の対慶應義塾大学第一回戦で、ふらっと・センブラルの方々・野球部員合わせて23人で野球観戦ツアーを行いました。

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当日は志木駅に集合し、神宮球場に向かう電車で出発しました。天候の影響で、はじめは開催も危ぶまれましたが、次第に天候が回復し、無事ツアーを行うことができました。いざ、球場に向かうと、普段車椅子を押すことに慣れていない部員ばかりでしたが、車椅子を持ち上げ電車に乗せてあげたり、段差や坂に気を付けるなど、みんなで協力しながら行い、また、積極的にふらっとの方とお話しする場面も多く見受けられ、とてもにぎやかでした。信濃町駅から球場への道のりは、少し遠回りをしましたが、なるべく平らな道を選び、歩くようにしました。

球場に到着し、正面入口にて集合写真を撮影した後、全員で昼食を食べながら談笑しました。部員たちはふらっとの方々と打ち解け、楽しい時間を過ごしました。

 

  

【集合写真(神宮球場にて)】              【休憩時に楽しく会話している様子

 

試合が始まると、車椅子昇降機も使用しましたが、主に部員が車椅子を持ち上げて階段を上がり、応援席に入りました。数名の部員は、車椅子用の応援席で一緒に座って観戦しました。

試合は、序盤立教が先制していたのですが、惜しくも逆転され、9回に追い上げを見せましたが5-6と残念な結果に終わってしまいました。それでも、点が入るごとにみんなで肩を組んで応援歌『立教健児』を歌い、非常に盛り上がりました。

 

  

【応援席での応援の様子】               【信濃町までの様子】

 

試合後は、行きと同様、楽しく会話をしながら志木駅まで帰りました。帰り道は、部員たちも車椅子に慣れてきたのか、行きよりもスムーズに動くことができました。志木駅に到着すると、部員からふらっとの方々へ、この日活躍した選手たちのサインボールをプレゼントし、解散となりました。ふらっとの方々からは「ありがとう」・「楽しかった」などの言葉をいただき、参加した部員からも「貴重な経験ができて良かった」などの感想があり、とても充実した一日となりました。この日を機会に、バリアフリーに対しての考え方も大きく変わりました。もっと理解を深め、より過ごしやすい社会になれたらいいなと思いました。

 

多くの方々からの応援の中で野球ができることに感謝し、今後も日々精進して参ります。

 

ふらっと・センブラルの皆さん、応援ありがとうございました!

 

>>当日の試合結果はこちら

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